再開
こんにちは。
乳がんと診断を受けてから、治療のプロセスを書き留めておこうかなという思いで始めたこのブログでしたが、結局途中で書くのを辞めてしまいました。
理由は、簡単に言うと、自分のためにも読む人のためにもならないのでは、と感じたからです。
私はまだまだ道半ばの、これから開いていこうとする人間ですが、本質的なスピリチュアリティを学び始め、自分の気持ちを正直に表現することが大切と感じています。
あくまでこれは、わたしの体験であり、たくさんある治療プロセスのうちの一つとして読んでいただければ幸いです。
もしかしたら、この体験が誰かの気持ちを少しでも楽にするかもしれない、と思い、また書くことにしました。
闘病中のかた、そのご家族やご友人、これを読まれる全ての方へ愛をこめて。
ユニークな薬剤師さん
治療を始めて早半年。
予定していた薬剤の投与を全て終えることができました。良かった。
正直、きつかったですが、10年前に比べれば吐き気止めも進化して、かなりましになっているそうです。
2個目の薬剤はそれに比べて、少し手足がしびれる程度で、私はかなり楽でした。
専門の薬剤師さんがとてもユニークな方で面白かったです。
初めてお会いした時から、もう友達みたいな話し方で、
少々面食らった感じではありましたが、それが治療の緊張を解くのに
良かったみたいです。
私の体感を楽にするために、お薬手帳を見ながらなんとか打つ手がないか一生懸命に考えてくださいました。
これ以上打つ手なしの時も、
少しでも私の苦痛を緩和させてあげたい、という薬剤師さんの気持ちを感じただけで
私は楽になり、次のサイクルは不思議と副作用が楽になったりしました。
どきどき
先日、病院に行ってきた。
手術待ちの患者さんが多いらしく、早くても4か月後になるらしい。
医師の説明を受け、手術を待たずに化学療法を開始することにした。
どれくらい辛いのか分からないから少し不安だ。
ただ、副作用に良く効くお薬もあるそうなので、なんとか気を落とさずに最後まで続けられるといいなと思う。