入院中、病室の窓から見た景色がとてもきれいでした。
こんにちは。
暑くなってきましたね。雲が夏の雲になっていて、とてもきれいだな~と思います。
入院中のことをふと思い出しました。
初めての入院でしたので、どんな感じなのかなぁと想像しながら
あれやこれやを準備して、旅行に行く準備をしているみたいでした。
手術前でとても緊張していましたし、ずっと落ち着かない感じでしたが、
9階にある病室は、きれいに改装されていて、
大きな窓から見える眺めも、とても良かったので、
本当に旅行先のお宿についたような感覚になり、とても気持ちが楽になりました。
手術の前日に、主治医の先生から最終的な説明を両親と受けました。
それを話している時の、先生のかっこよさといったら。
ときめきました。笑
「何かあっても、手術室が一番安全ですから。」と先生が言えば、
それもそうですよねぇと思えました。
一方で、彼女はとても正直な方で、
さっきまで、理路整然と説明をされていたかと思えば
「先生が執刀されるんですか?」と父が尋ねると、
露骨にぎくっとしていました。
(先生、オペはあまり自信がないのですね。。。正直ですね。。笑)と心の中で私は呟き、
そういえば、と3本指オリジナル打法でキーボードを叩く、先生の指先を思い出しました。
私はキュートな気持ちになりました。
手術が無事に終わり、名前を呼ばれて目が覚めると
緊張から解放され、とてもほっとしたのと、
心の奥の方から湧き出す、静かな喜びを感じて
後から後から、涙が流れてきました。
まだ身体を動かすことができないので、
涙を看護師さんが拭いてくれました。
静かで、とても穏やかな時間でした。
私が、切るつもりがありません。と言ったとき、
「えっえっ。でも切ってみないと、ほんとにがんがなくなったかどうか、分からないんですよ?」
と、驚きながら、
「〇〇さん、攻めますね~笑」と笑った先生。
手術で取った部位は、病理検査に出され、がん細胞が全てなくなっていることが確認されました。 ほっとしました。
予後はいたって順調で、元気です。
皆様に愛をこめて。